皆さん、英語で自己紹介って結構悩みますよね。いやもうユーウツですよね。
なのに面接や新しい職場、クライアントとの初顔合わせ、プレゼンの時、その他初対面のときなど、割と程度の差こそあれ、自己紹介する機会は割とあるものです。サクッと済ませられるものから、ガッツリ黒歴史を披露しなければならないような無慈悲なものまでさまざまですよね。
一度自己紹介テンプレートを作っておくといざというときに便利なので、今日の記事を読んで「よし作ろう」と思っていただけると嬉しいです。
また、挨拶からやりたいという方は、使えるご挨拶を集めた以下のページも併せてどうぞ。
一連の流れがより想定しやすくなると思います。

出身&現在の居住地
出身地を伝える
- I am from Japan.
- I’m from Tokyo.
- I am Japanese.
これらが一般的ですね。中学校の教科書に出てくるシリーズ。
ちなみに、もうちょっと紹介したいことがあるときってありませんか?
地名だけではあまりにもさみしいとき。
そもそも地名を知らないかもしれないとき。
そんな時、もう少し場所の詳細まで伝えるために、こんな言い方もできます。
- I am from Hyogo, located in west central of Japan.(兵庫県出身です。日本のやや西側にあります)
- I am from Miyagi, in northern part of Japan.(宮城県出身です。日本の北部です)
- I am from Okinawa, a part of southern islands where surrounded by beautiful sea.(沖縄県出身です。きれいな海に囲まれた南の島です)
名乗ったあとに、さらっと付け加えるとよいでしょう。
また、
- I came from Moscow.
- I come from Berlin.
という言い方もおなじみですね。
こちらは今いる場所より、遠いところから来た場合にぴったりの表現です。
“come”がちょっと遠いところから来た、というニュアンスを足してくれます。
出身地と居住地を同時に伝える
これも便利です。それぞれ違う場所なら出身地ネタと居住地ネタ、どちらにも会話を発展させられます。
生まれも育ちも同じ場所の場合
- I was born and raised in Japan.(日本で生まれ育ちました)
- I was born and raised here in Tokyo.(生まれも育ちもここ東京です)
生まれと育ちが違う場所の場合
- I was born in Japan and raised in Italy.(日本生まれですが、イタリア育ちです。)
育った場所と今住んでいるところが違う場合
- I am originally from Sendai, but now I am based in Tokyo.(仙台出身ですが、東京在住です)
- I’m grew up in Kyoto, but now live in Yokohama.(京都育ちですが、今は横浜に住んでいます)
居住期間について語る場合
- I have been living in Tokyo for 5 years.(東京には5年住んでいます)
まだ住み続けている場合はhave been livingが適切ですね。
もう今は違うところにいるけど、かつてそこに住んでたよ~、という場合は、
I have lived in Tokyo for 5 yearsとなります。
職業/社内のポジション
- I am currently working in the account department for ABC store.(現在ABCストアの経理課で働いています)
- I work as a math teacher at the primary school.(小学校で算数の教師として働いています)
- I am a customer service advisor at Isetan. I have worked there at past 7 years.(伊勢丹のカスタマーサービス担当として7年勤務しています)
会社名、勤務先名を伝えるときは、必ず前置詞at かforのうしろに持ってきます。
よく見聞きしますが、in + 勤務先名は間違いです。
つい言いたくなる気持ちはわかりますが、ここ気を付けましょう~
ただし。
ただしです、work in ~という場合もあります。
She works in fashion industry.(彼女はファッション業界で働いている)
He works in sales.(彼は販売の世界で働いている。)
など。
広い範囲を指すときです。
- 業務範囲が広い(例えば、社内で仕入れを担当したり、企画をやったり、たまに販売も営業もやるなど肩書の定義が難しい場合)。
- また転職しても同業他社で同じことずっとやっている。(この場合、ずっとこの道一筋的な表現になります)
そう説明するほうが効果的な場合は、どんどん使うとよいでしょう。
また、自分のビジネスを展開している人は以下のように自己紹介できます。
- I have my own business where I teach English to kids.(子供向けの英語教室を運営しています)
資格とか
資格を持っている人は、アピールできます。
どうぞ面接などで貪欲にアピールしてください。
- I am about to graduate.(もうすぐ卒業します。)
- I am a science and engineering graduate.(理工学部を卒業しました)
- I completed my PhD in physics last year.(去年物理学の博士号を取得しました)
- I am a math postgrad.(大学院で数学を先行しています)
など。postgrad=postgraduate(大学院)という意味になります。
簡単ですね。科目のところを自分の専攻に変えて使いまわしてください。
職歴
- I have 3 years of experience in the sales at XYZ company.(XYZ社で3年の販売経験があります)
- I have worked in education sector for 10 years.(教育分野で10年働いてます)
面接のときなど、説明したい職歴はこんなかんじで簡単に用意しておくとよいです。
話のタネに聞かれることも多いので、意外と重宝します。とはいえ、数か月くらいしかない職歴は黙っておきましょう。
家族構成について
これも含めときましょう。
例えば4人家族の時、なんていえばよいかご存じでしょうか?
正解は、
- I am from a family of four.(4人家族です)
- We are from a family of four.(4人家族です)
- My family consists of 4 members, my mother, father and younger brother.(母、父、そして弟の4人家族です)
です。
最後のは、カンマ以下「my mother, father and younger brother.」にありますようにメンバー構成も付け加えるのが自然な表現です。
ちなみによく耳にする、
We are four in our family.
これは、間違いです。
今まで使用されていた方、封印しましょう。
また、兄弟について説明したいときは以下です。
- I am one of 3 siblings.(私は3人兄弟です)
「sibling(s)」は、sister(s)やbrother(s)とは違い、性別を特定しない「きょうだい」という意味になるのでとても使いやすいです。
一人っ子の場合は、
- I am an only child.
ですね。
趣味
ここは盛り込みたい人多いのではないでしょうか?
一般的なのは、
- I like futsal.(フットサルが好きですね)
- I really like segway.(本当にセグウェイが好きでね)
または、
- I am keen swimmer.(泳ぐのが得意です*「keen swimmer=水泳上手」という意味ですが、自分で言うのもあれなので、このくらいの解釈が妥当です)
- I am keen on swimming.(泳ぐのが得意です)
など。
ほかにはちょっと発展させて以下のようにも言えます。
- In my spare time, I like to drawing paintings.(時間があったら絵を描いています)
- My hobbies are, reading and internet surfing.(趣味は読書とネットサーフィンです)
- I watch videos and surf news all the day.(一日中動画やネットニュース見てますよ)
- I love to spend my time fishing and gambling.(ギャンブルや釣りして過ごすのが好きですね)
この辺が説明できれば、より英語の使える人っぽく見えます。
fun fact!
珍しい特技なんかがあれば、披露してみる、というのもアリですね。
くだらないものでOK!
- My joint here can be partially dislocated like this!(ここの関節が外せるんだよ)
- I can say 100 digits of Pi, may I?(円周率を100桁言えるけど披露しようか?)
受けるかどうかはアヤシイですがw
意外と親しくなれたりします。
興味を持ってくれたり、覚えてもらいやすいので今後仕事がやりやすくなることも。
もちろんドン引きされない程度のものを用意しましょう。
いかがだったでしょうか。
今回は以上になります。
長々とお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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