about vs approximately
どちらも「約」、「だいたい」という意味で使用されます。
辞書にもそれぞれ、「約、およそ、~くらい、ざっと、~前後」とほぼ同じことが書いてあるんですよね。
about
aboutのほうがざっくり不確かな場合が多いですね。
- Now we have about ten clients. (顧客数は大体10社あります。)
- She will arrive here about noon tomorrow. (彼女は明日のお昼ごろ到着予定です。)
Approximate
一方でapproximatelyのほうが、かなり計算された数値を表すことが多いです。
- Can you give me the approximate cost of the repair? (修理費用はどのくらいになりますか?)
- The next bus will depart in approximately 5 minutes later. (次のバスは約5分後に出発します。)
ただネイティブすらその線引きはあいまいなので、個人の感覚で決めていいんじゃないかと思います。
anticipate vs expect
Anticipate
anticipateは心待ちにしたり、相手がどう動くかを読もうとしたり、と期待度が高めな時に使います。
何かが起こると思われるので、そのためにアクションを起こしたり、備えたりするイメージです。
- As long as following the timeplan, we anticipate we should have the project completed by 21 Oct.
Expect
もっと一般的でカジュアルな表現です。話し言葉ではほとんどこちらで問題ありません。
期待する、仮定し疑わないなど、具体的な予想や期待があって外れると驚くようなときに使えます。
- She is expecting.(彼女は妊娠している)
- The next train is expected to arrive in 15 mins. (次の電車は15分後だろう。)
stationary vs stationery
Stationary
固定されたもの。動かないもの。変わらないものを指します。
fixedと同義語ですね。
- If there’s a stationary point you could tie your bike on to, all the better. (どこか自転車をつないでおけるといいんだけどね)
- This is like a stationary bike at the gym. (これなんかジムにある動かないバイク(型エクササイズマシーン)みたい)
Stationery
文房具全般。鉛筆、消しゴム、定規、セロテープ、糊、ホチキス、はさみ、ナイフ、ペン、絵具などの総称です。
- That stationery shop has been closed last year. (あの文房具屋は去年閉店したね)
- Excuse me, where is the stationery corner? (文房具の売り場はどちらですか?)
- Lots of own stationery is required when primary school starts. (小学校が始まる前には自分で文房具を揃えなければならない)
pupil vs student
Pupil
複数形:pupils
小中学生を指します。(主に英国で使われる)
- The pupils in the primary school went to a school trip (小学校の生徒は修学旅行に行った)
Student
高校、大学、またはさらに専門機関に行っている学生/生徒のことを言います。
こちらのほうが万能に使えます。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>
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